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00:24
遊びに行かなかった私の先週末を彩ったのが本書である。
春琴は佐助にとってロックスターだ。と考えると、こういうことって結構ありそうだ。春琴の奏でる三味線の音が、春琴自身と同じかそれ以上に佐助を魅惑し支配したくだりに、人の奏でる音楽が時に発する呪術的な魅惑をここまで書ききった話が他にあるか!?まったくもってこの話は音楽そのものだ。と感心させられる(萩原朔太郎の評論をたまたま発見)とりあえずこの際佐助のグルーピーとストーカーを足して割らない様な崇拝っぷりとかどうでもよい。音楽を味方に付けた人のタチの悪い魅力がその人の音楽をより魅力的にし、さらにそれがその人を魅力的にする・・・という恐ろしい堂々回り。ただしその生き方は暫定的にしかありえなく、だからロックンローラーは短命だし春琴も・・・。つまりこの小説は、春琴に感情移入してロックスター気分を想像するもよし、佐助に感情移入してマゾヒスティックな全能感を想像するもよし、そこに流れる張りつめた空気と三味線の音を想像するもよしでやっぱすごい。世の中どういう愛のカタチがあるか判んないよってことですね〜。
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スレッド:マンガ・本
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